2025年12月22日、横浜市南太田にある子どもの居場所「Tsubame」(NPO法人WooMoo運営)が主催する「運動会」に参加いたしました。 当日は、私たち坂井ゼミのメンバーに加え、本学体育会アメリカンフットボール部より4名、ラグビー部より2名、総勢11名の学生で訪問させていただきました。
今回の活動には、子どもたちにとって特別な背景がありました。子どもたちは先立つ11月23日、ラグビー早慶戦を現地で観戦しており、今回の運動会には、実際にその試合のフィールドに立っていた選手たちが駆けつけてくれたのです。
これまで私たちは、訪問活動を通じて「ただ共に時間を過ごすこと」の重要性を学んでまいりましたが、今回はそこから一歩進み、「身体活動を通じた交流」に挑戦いたしました。
その結果、言語によるコミュニケーションを超え、スポーツという共通体験を経ることで、これまで以上の信頼関係を構築できたと実感しております。 共に走り、汗を流す中では、多くの言葉は必要ありませんでした。ハイタッチを交わすその一瞬に心の距離が縮まり、そこには不登校という背景を一切感じさせない、ただ純粋な笑顔がありました。まさに「友達」と呼べるような、対等で深い関係性を築くことができた瞬間でした。
坂井ゼミでは「スポーツを通じて、勝ち負け以外の価値を創造する」ことを理念の一つとして掲げておりますが、今回の活動でその真意を肌で感じることができました。スポーツは単なる競技に留まらず、人と人の心をつなぎ、未来を拓くための強力な「居場所」となり得るのです。
継続的な関わりの大切さに加え、今回得た「共に動く喜び」という経験を糧に、今後もNPO法人WooMooの皆様と共に、真摯に子どもたちと向き合い続けてまいります。
村木陽太郎