9月26日に福井視察の一環として、「まちづくり福井」の活動に取り組まれている高橋良彰様のお話を伺いました。
坂井市では人口減少、高齢化が進んでおり、今後さらに深刻化すると言われています。まちづくり福井の活動は、坂井市に訪れる人を増やすだけでなく、来た人がまた戻ってきたくなるまちを目指しているという印象を受けました。単なる観光振興ではなく、コンサート会場建設や、駅前開発など地域に根ざした魅力づくりを重視する姿勢に、まちづくりの本質を感じました。
また、地域の人々が誇りを持ち、若者が定住したくなる環境を整えることの重要性にも気づかされました。人口減少という現実に直面する地方都市において、住民・行政・企業が連携しながら持続可能な地域をつくることが求められていると感じました。
今回の視察を通じて、地域の課題を悲観的に捉えるのではなく、前向きに挑戦を続ける姿勢の大切さを学びました。貴重なお話を聞かせていただいた関係者の皆様に、心より感謝申し上げます。福田康太郎