第3の居場所 子供たちとの交流会

2025年11月11日、横浜市南太田にある子どもの居場所「Tsubame」(第3の居場所)を生徒5人(高野君、鳥井君、信田君、竹越君)と稲葉さんと共に訪問させていただきました。Tsubameは、NPO法人WooMooが運営する全国261ヶ所の「第3の居場所」のひとつで、子どもたちが安心して過ごし、自らの力で社会を生き抜く力を育むことができる環境を提供しています。
その理念である「みんなが、みんなの子どもを育てる」という言葉の通り、子ども一人ひとりと丁寧に関わり続けることこそが、すべての始まりだと実感しました。丁寧に関係性を築いて行くと言う事は、その子供と時間を共にすると言う事、つまり、一方的に励ましたり、登校させようとしたりするのでなく、ただ共に時間を過ごすだけでも良いのだと思いました。

当日出会った子どもたちはとても元気で、私自身も多くのエネルギーをもらいました。一方で、自分の心を開くまでに時間のかかる子もおり、継続的に関係を築いていくことの大切さが印象的でした。短い時間の中では本当の信頼は生まれません。だからこそ、今後も継続して関わり、彼らが本当に心を開ける存在になりたいと感じました。
また、今後の活動では、慶應義塾の中にある「楽しくて熱いスポーツの場」を通じて、子どもたちに新たな体験と感動を届けたいと考えています。どんな形であれ、その経験が子どもたちの心に残り、未来を前向きに描くきっかけになれば嬉しいです。
さらに、この居場所を支えるスタッフの方々が、日々子どもたちと社会の課題に真摯に向き合い続けている姿に深く感銘を受けました。彼らのように、子どもたちの未来を本気で考え行動できる人間でありたいと改めて思いました。

最後に、子どもたちと真摯に向き合い続けるNPO法人WooMooの皆様の姿勢に深い敬意を表します。坂井ゼミでは今後も、スポーツや社会活動を通じて、地域や子どもたちと共に学び・成長する取り組みを続けてまいります。


村木陽太郎