9月26日金曜日に福井県視察の一環として、「坂井サポートクラブ」にお邪魔しました。
クラブについた途端、平日の昼間にもかかわらず、中学生たちが青空の下でサッカーに打ち込んでいる姿が目に入り、なぜ授業がないのだろうと不思議に思いながら、会議室でお話を伺いました。
私は福井県を初めて訪れましたが、坂井サポートクラブの代表理事である後藤さんのお話を聞いて感銘を受けました。後藤さんは常に「何がやりたいか」より「自分には何ができるか」を考えて、地域に恩返しをしたいという強い思いを胸に一人で一般社団法人坂井サポートクラブを設立されました。後藤さんは子供に様々な体験をさせたけど習い事では負担が大きかったり、児童クラブでの活動が少ないという地域の課題に正面から向き合い、「元気・笑顔プロジェクト」を作ったり、少子化による活動維持が困難である中学校の部活動をなんとか支えようと「中学校部活動応援プロジェクト」を作り、地域クラブの活性化に尽力しています。
冒頭で述べたサッカーに打ち込んでいた中学生達、実は中体連の大会が開催されていて、学校と連携し、夏休みを1日削ってこの日に授業を休みにするという柔軟な対応に、とても驚きました。
後藤さんは子供達を第一に考え、すぐ行動に移して坂井市の問題を次々に解決していく姿に強い信念と行動力を感じました。
地域のために自ら動くその姿勢は、多くの人に勇気と希望を与えていると思います! 安藤凱


